MILLET（ミレー）のバックパック（リュックサック）を50代、60代女性にもおすすめしたい5つの理由

若かりし頃は、ただただ「おしゃれなバッグ」を持って通勤したいという考えで選んでいましたが、50代を過ぎたあたりから「＋実用的」でかつ「使いやすい」バッグじゃないとイヤ！　と、条件がどんどんわがままになっていきました。50代半ばを過ぎた頃に行き着いたのは、バックパック（リュックサック）です。

それまでは肩掛けタイプしか使ったことがなかったので、選ぶポイントもわからないまま突入し、実は2度ほど失敗もしています（苦笑）。

そんな経験を経て、やっと辿り着けたなぁと思ったのが、アウトドア・ブランドのMILLET（ミレー）に並んでいた「ウィメンズスイウ 18」という撥水生地の軽量バックパックでした。快適さ、機能性、スタイルを兼ね備えた理想的なアイテムなのです。

● MILLET（ミレー）ってどんなブランド？
● MILLETのリュックはタウンでも使える〜アウトドア派の人もそうじゃない人も〜
● 「ウィメンズスイウ 18」5つのオススメ理由
●シンプルだからコーデもしやすい

● MILLET（ミレー）ってどんなブランド？

ミレー（MILLET）は、1921年にフランスで創業され、高品質な登山・アウトドア用品が並んでいるブランドです。

キャンバスバッグから始まり、アルプスに拠点を移し、1934年にフレーム付きのバックパックが誕生。その後、山頂に向けて新素材、ナイロンを使用したバックパックの提案や、国際デザイン賞を始めとした受賞歴もあり、現在は、テントや寝袋をはじめ、アウトドア・ウェアなど長年の経験と技術力に基づき、信頼性の高い製品が並んでいます。

（公式ページに詳細が書かれています。もっと知りたい方は→ 「ミレーの歴史」）

● MILLETのリュックはタウンでも使える〜アウトドア派の人もそうじゃない人も〜

実は、私、アウトドア派ではありません。超がつくほどインドア派です（笑）。なので、実際、山登りなどは全くしません。

「ウィメンズスイウ 18」を購入した時も普段のお仕事（取材など）の時にバックパックを使いたいと思って探していました。MILLETのバックパックを選んだのは、機能的にとても行き届いているように感じたからです。

だって、過酷な登山にも持っていけるんですよ！！！　丈夫で軽量であることは間違いないじゃないですか。

昔に比べて、通勤時でも大雨に見舞われたり、結構過酷な世界になっているので、普段使うバッグなども撥水加工などの機能面にはこだわりを持って選ぶようになりました。

● 「ウィメンズスイウ 18」5つのオススメ理由

登山用というと、ちょっと構えてしまいそうですが、実はタウンでも、さらには私たち世代にも使いやすい構造になっているのがこのスイウのシリーズ。オススメしたくなる理由があります。

1. 軽さとフィット感

「ウィメンズスイウ 18」は、まずとても軽いのが嬉しい！　よくある「軽量」を売りにしているバックパックって意外とペラペラしていて不安な素材が多かったりしますが、スイウは軽量で薄い素材ですが、しっかりした印象です。

調節可能なショルダーベルトとチェストストラップのおかげで体にフィットし、肩や背中の負担が軽減される感じです。ショルダー部分は最初は少し硬そうかな？　と思ったのですが、背負ってみると逆にそれが安定感があるように思いました。痛いこともありません。

また、これらの金具で自分は一度過去に失敗したことがあって、少し重たい物を入れると、調節部分がスルスル滑って抜けてしまうリュックを購入したことがあるのです。

だから、金具部分はしっかり見極めようとその時一つ賢くなりました（笑）。

スイウはしっかり支えてくれる金具で少し重たい物（パソコンとかカメラなど）を入れても大丈夫！

2. 適度な容量と整理しやすい作り

スイウ 18は、その名の通り、18Lの容量で日常のニーズを満たしてくれる大きさです。多彩なポケットが付いているので、詳しくお伝えしますね。

内部の仕切りやポケット

上の写真の薄いベージュのパイピングのところにインナースリーブがついており、ノートパソコンを入れることができます。（ちなみに自分のノートPCは、古〜い Mac Bookで、約317mm × 219mm くらいです）サイズ的にはA4サイズのクリアファイルが入る大きさ。インナースリーブには、マジックテープのついたスリップポケットとステッチで仕切られているペンなどが収納できる細長いポケットがついています。さらにチャコールカラー部分はメッシュ素材でファスナー付きのポケットになっています。

収納してみました。自分の使用しているものなので、ほんの一例です。メガネケースとヴォイスレコーダーは写真のために上に浮かせているので、本当はもっと下までしっかりと入ります。これらのポケット関連の他にマチ幅分のスペースがあるので、長財布やポーチ、お弁当箱などの立体的なものもたっぷりと収納できる上に、多数のポケットがついていることで、中の物も迷子になりにくくなります。

外側のポケット

外側のポケットは右側に集中しています。全てジップ付き。

まずはサイドから。

ペットボトルはリュックの真横についているタイプをよく見かけますが、それとは違って斜めに入れる感じになります。写真は560mlのペットボトルですが、すっぽりとは入らず、ファスナーも半分くらい開けたままになります。普通はスリップポケットで上が出ているようなことを思えば問題ないですね。

その下の少し内側にもう一つポケットがついています。ここは他人からはちょうど触れにくい位置にあるので、貴重品などを入れると良いのかなと思います。

自分の場合はお家の鍵と、交通系ICカード（紐付き）を入れています。

以前、混んでいるスーパーで真後ろにあったポケットのジップを開けられた経験があるので、極力外側のポケットに貴重品は入れたくないと思っているのです。

↓

そんなわけで一番外側のポケットには、万が一開けられて盗られたとしても…的な考えで左のような物を入れています。

自分はいまだに除菌シート（分厚いサイズ）とか、除菌スプレーを持ち歩いています。さらに普通のハンカチではなく、もこもこしているタオルハンカチとか、エコバッグ、マスクケースなどなど、それなりにかさばる物を入れていますが余裕でファスナーも閉まります。

大きめのポケットなので、公式サイトでは薄手の上着などを入れている写真が掲載されていました。

真上のポケット

バックパックの上部分手持ちするストラップの下にも収納ポケットがついています。

スマホもすっぽり入るサイズですよ♪

私はビジネスシーンでも使うので、ここには名刺入れ（縦に入ります）と、ちょこっとだけ口紅を塗り直すのにすぐに取り出せるようリップポーチ（口紅とリップクリームの２本）を入れています。

ここは本当にすぐに取り出せる場所なので、すごく便利です。

ポケット収納がここまで充実しているとバックパックにありがちな中であれやこれやが迷子になる問題は解決しそうですね（笑）。ただ、もう少しだけ欲を言わせていただければ、左利きの人はちょっと使いにくいのではないのかな…？　と思うことです。自分は右利きなので問題ないのですが、左右両方にこれだけ機能のあるポケットがついているとさらに助かる人が増えるように思います（どこに何を入れたのか把握できなくなるかもしれませんが（苦笑））。

3. スイウ18 のデザイン

一言で言うと、本当に「シンプル」です。スイウ・シリーズは、現在（2024年7月）16、18、22、30の4種類のサイズ展開があり、デザインは少しずつ違っていますが、私が購入した18は、比較的コロンとしたタイプです。

右下にロゴと、背面の上部には縦に、下の方には横にダーツが入っているくらいです。

実はこのダーツ、良いお仕事をしてくれているということがわかりました。伸縮性がない生地ですが、立体的な物を入れる時にうまく膨らみを分散させてくれるような役割を果たしてくれていました。一眼レフカメラを入れようと思った時に気づきました♪

また、私が購入したのは「LIGHT HEATHER」というカラーですが、ファスナーのところについている白い紐に朱色と紺色の模様が入っていて、これがポイントになって可愛いです。

「引き算の美」的な洗練されたデザインは、どんなファッションにも寄り添ってくれます。

4. 耐久性と品質

高耐久で撥水性のあるリップストップナイロン素材が使用されています。どれくらい撥水性があるのかと思い、乱暴ではあると思いつつ、お水を思いっきりかけてみました。

下に水たまりができるくらい（笑）かけてみたのですが、小さな水滴になってサ〜っとお水がはじかれて落ちていくのです。

「スイウ」という名前も「翠雨」からきているそうで、レインカバーなしでも大丈夫そうなのが嬉しいですね。

先日、スーパーにお買い物に行こうとしたら、ちょうど雨が降ってきちゃって、レインコートを着て自転車に乗って、スイウ18を背負って、雨もなんのその。中に入れていたものも全く濡れずに大丈夫でした♪

5. セキュリティ機能

2のポケット部分でもご紹介しましたが、背面のジッパーポケットで貴重品も肌身に近い位置で保管することができます。ただ、キーケース程度のサイズのポケットではあるので、長財布の場合は、本体のポケットなどに収納するのが良いのではないかと思います。

●シンプルだからコーデもしやすい

私が購入したのは、「LIGHT HEATHER」というカラーで、白っぽいカラー。アイボリーっぽいですね。汚れが目立つかもしれないなと思って購入したのですが、撥水性があるせいか、今のところ全く気になりません。砂や泥などがつく場所にはまだ行っていませんが、タウン使用であれば、気になる汚れはつきにくいように思います。

カラーもなんでも合う色ですし、デザインがとにかくシンプルなので、ビジネスシーンでも普通に使っています。